キャプテン・キッド（海賊キッド）/Captain Kidd (1945)

出演：チャールズ･ロートン、ランドルフ･スコット　監督：ローランド・Ｖ・リー

【あらすじ】

魔境マダガスカルを拠点にする極悪非道の海賊キャプテン･キッドはある日、英国王の使者であるブレイン卿の船を略奪し、財宝をマダガスカルの洞窟に隠した。ブレイン卿は本国では行方不明扱いとなり、海賊になったことにされ、領地や財産を没収されてしまう。数年後、キッドは合法的にブレインの財宝と没収された領地を手に入れるため、商人の振りをして国王に取り入り、王の遣いの任を授かるが…

【訳者解説】

主人公がガッツリ悪人という海賊映画。ハラハラどきどきの大冒険！ではなく知略謀略渦巻く血みどろのサスペンス映画。ストーリーや時代考証に粗はあるもののチャールズ・ロートンの怪演はすばらしく、姑息で周到、それでいて不敵なキッドという男を見事に演じている。このキャプテン・キッドは実在の人物ですがこの映画は史実とは無関係の完全なフィクションです。

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