「カナヘイのゆるっとタウン」はサイコーです
- nekoko.com
- 2017年1月5日
- 読了時間: 6分
あけましておめでとうございます。
このブログでは主に映画や英語の話をしたいんですが、この間遊びに行った
イラストレーター・カナヘイさんの展覧会「カナヘイのゆるっとタウン」がすばらしかったので
レポートみたいなものを書きたいと思います。
「カナヘイのゆるっとタウン」とは
池袋サンシャインシティで開催中のイラストレーター・カナヘイさん初の本格展覧会です。
その名のとおり「街」をコンセプトに人気の「小動物シリーズ」のキャラクターたちがイラストや
立体など様々な形で所狭しと展示されています。
公式サイト:http://kanahei-exhibition.com/

(c)kanahei 「カナヘイの隠れ家」(http://www.kanahei.com/)より
カナヘイさんは最近はLineのスタンプで大活躍なので知ってる方も多いことでしょう。
このイラストの鳥とウサギが人気です。
実際に行ってみた
では実際に行ってみてどうだったかを書いて行きたいと思います。
僕が行ったのは1月1日、お正月です。昼間は『ローグ・ワン』を見ていたので夕方16時頃に行きました(映画のブログならそっちのこと書けよって話ですがこっちのが期間が短いので)。
時間の所為かは分かりませんがわりと空いていました。ですが寂しいと言うほどでもなく程よく賑やかな混み具合でした。
フラッシュを使わなければ撮影可、SNS等へのアップロードも禁止ではないみたいなので写真を交えてお送りします。
まずは受付でチケットを買います。
料金は大人1500円、子ども900円。
フラッと入るには少し高いかもしれません。ですがその分内容は良いので気合を入れて行きましょう。

入り口にはお馴染み鳥のピスケとウサギのウサギがいます。

中に入るとまずはキャラクターや作者のプロフィールが書かれたパネルが展示されています。
お馴染みのキャラから宇宙人や 大王イカなどあまり見慣れないキャラまで。

ピスケ以外に“鳥”もいるので注意。この鳥達のかわいいことかわいいこと。

そしてこのエリアには作者の作業環境も展示されています。
不二子富士夫ミュージアムにもあったなあ。
PCの脇にはご自分のキャラのグッズやLINEスタンプでコラボしたAmazonの犬のフィギュア、
リアルな鳥のライトなどが置いてあります。
またこのPCには作業風景を動画にしたものが早回しで流れておりイラストができる過程をを見ることができます。イラストの種類もいくつかあってここだけでもだいぶ長居できます。
作業場を後に順路に沿って進むとマジックシアターという暗いエリアに入ります。
写真が無くて申し訳 ないですがここでは動く模型を見る事ができます。
動く模型と言ってもロボットではなく、模型を並べて土台を回してストロボをたくとパラパラ漫画みたいに動いて見えるというものです(正式名称が分かりません)。
模型は3か4種類あったと思います。
建設現場でレンガを隣へ隣へと渡すネコちゃんの模型が面白い。
このエリアを抜けるといよいよゆるっとタウンへ向かいます。
そう、我々はまだゆるっとタウンに入ってなかったのです!
ゆるっとタウンへは電車で行きます。

券売機です。追加で料金を取られることはありませんのでご安心を。
このエリアから前のエリアの展覧会という雰囲気から打って変わってテーマパークっぽくなってきます。ピューロランドみたいな感じです。

電車に乗ります。電車の中は小ネタで溢れています。この中吊り広告には市長の“お食事券”について書いてあります。広告で記事の内容ほとんど言っちゃってます。

マナーモードの案内。ただし堅いことは言いっこなし。
テーマパークっぽいとは言いましたがこの電車がライド型アトラクションになっているということはありません。テキトーなところで勝手に降りて進みましょう。窓の風景はアニメーションになっています。
窓際にはイスもあるで一休みできます。
電車を降りるといよいよゆるっとタウンに入ります。

街に入ると第一街人とやらに会えます。どんな奴かは忘れました。
写真は青信号の音楽(おむすび山のCMの奴)を聞くと踊りだしてしまっていつまでも横断歩道を渡れないネコ。アニメーションになっています。

元ネタ?の漫画も横に貼ってあります。間の取り方は絵の方がいいなあ。
ネコちゃんは放っておいていざ街の中心部へ。
これまでは順路に沿った一本道でしたがここからは広いエリアに出て様々な展示を自由に見て回ることができます。

職場体験なんかもあります。ここではヒヨコを選別する作業を体験できます。ベルトコンベアの指定の位置にヒヨコを優しく置くとピスケがオスかメスかを判定してくれます。

ピスケとウサギがくつろぐ家。ピスケは初代ファミコンをプレイ中。ソフトはオリジナルのインベーダーで画面も動いてます。畳には入れませんが手前の座布団には座っちゃダメとはとくに書いてありませんでした。
他にも結婚式場や、上映型の展示であるマジックショーなどがあります。マジックショーはディズニーランドなどによくあるアニメーションと立体の模型を交えたショーです。ただし規模は小さめでゆるっとしてます。

この日はウサギとピスケご本人方が来ていました。順番に写真を撮らせてくれます。
写真は着ぐるみですが着ぐるみの中にいるのは紛れも無く本人たちだそうです。係りの人が言ってました。彼らの来場スケジュールは公式サイトで確認できます。
街の中心部を抜けるといよいよ終盤です。しかしまだまだ楽しめます。すごいボリューム。
次は展望台というエリアで星を見ます。

壁一面に十二星座とそれにちなんだオリジナルの星座が描かれています。
望遠鏡が置いてあるので覗いてみましょう。星が動きます。まあアニメーションなんですが流行のVRのような感じで望遠鏡を動かすと視点も動くので本当に目の前の絵が動いてるように感じます。
ここを抜けるとラストのミュージアムエリアです。寂しい。
このエリアには博物館の展示の様に模型が置いてあります。

こんな感じです。説明書きも博物館風。すさまじい手の込みよう。

原始時代の小動物たち。肉なんか食うのか…。

ピラミットの建造風景。かわいい。
その他に、カナヘイさんの一枚絵が数点展示されています。

最後に塗り絵コーナーがありました。この時間にはやってる人はいませんでした。

イスがかわいい。

直筆メッセージお別れです。楽しかった。
この先は物販エリアへと続きます。
物販はさすがの充実振りで小さいぬいぐるみや文房具から、オーダーメイドのクッションといった大物まで揃ってました。ヒヨコ選別エリアのヒヨコたちも売っていました。親鳥も。“ゆるっとタウン”というタグが付いた商品が多かったのです。恐らく限定品かと思われます。僕は「ピスケとウサギの甘味処」という小さなフィギュアのシリーズを一つ買いました。こちらは市販品と思われますがあまり見たことがなかったので。
あ、言い忘れましたがカフェもあります。カフェは入場券無くても入れます。食事は先に済ませたので今回はスルー。
感想
正直言って小さな展示会だと思っていたんですが予想以上にボリュームが多く、展示のバリエーションも多様で最後まで飽きることなく楽しめました。大満足です。カナヘイさんが好きな人はもちろん、こういった企画展示が好きな人は是非足を運んでみてください。料金に見合う物は得られると思います。客層も子どもやカップルが多いかと思いましたが、男性グループやお一人様もいて年齢層も様々でしたが、みんなウキウキしているように見えました。
「カナヘイのゆるっとタウン」は1/9まで。気になっている方はお早めに。
あと夜は18時で閉まっちゃうから気をつけてね!
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